白神のシンボル クマゲラ
体長45センチメートルほどの大型のキツツキ科の鳥で天然記念物に指定されています。ブナの木だけに巣穴を作るクマゲラは、永らく北海道の原生林にしか棲息しないといわれてきましたが、今では白神山地のシンボルともいえる存在になっています。黒色で雄は頭頂部、雌は後頭部のみが赤くおり、枯れたブナに巣くうムネアカオオアリやカミキリの幼虫を掘って食べ、4~6月にかけて繁殖します。
大変警戒心が強いので、めったに姿を見ることはできません。ブナ林を飛ぶクマゲラを見ることができたらとても幸運といえるでしょう。
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更新日:2023年03月01日