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保健師からのお知らせ(5~6月)

保健師からのお知らせ(5~6月)

更新日:2018年05月01日

2018禁煙週間ポスター.jpg

毎年5月31日から6月6日は「禁煙週間」です。

5月31日~6月6日は禁煙週間です。

 たばこは、がん・心臓病・肺気腫等の病気の原因となるなど健康に悪影響を与えることが医学的にわかっています。また、受動喫煙についても健康被害があるとの研究結果が報告されています。タバコとご自分の健康の害について考えてみましょう。

罹ると怖いCOPD ~禁煙が大切です~

(1)喫煙がもたらす危険な病気

 喫煙がもたらす危険な病気は、癌だけではありません。近年、COPD(慢性閉塞性肺疾患)という肺の病気が大きな問題となっています。COPDは、たばこの煙などを長期間吸い込むことによって、肺の中の「肺胞」という組織が壊れたり、気道に炎症が起きたりして、呼吸機能に支障をきたす病気です。

 日本でのCOPD患者数は、530万人(NICEスタディ2001発表)と推定されていますが、そのうち治療を受けている患者は、26万1千人(厚生労働省患者調査2014報告)となっています。このことから、COPDであることに気付いていない人や治療を受けていない人は、500万人以上いると推定されています。今後、日本ではCOPDと診断される患者数が増え、死亡順位が上がる予測もされています。

(2)COPDの主な症状

 COPDの主な症状は、せきやたん、息切れなどです。ありふれた症状がゆっくり進行するため、異常に気付きにくく、放置している間に重症化してしまうことが問題となっています。重症化すると、日常生活が制限されたり、酸素吸入が必要になったりするなど、大変な苦痛を伴う病気です。

(3)COPDの主な原因は喫煙

 COPDの主な原因は、長期にわたる喫煙で約9割を占めます。発症率は年齢や喫煙量に比例し、高齢の喫煙者の約5割はCOPDを発症しているといわれています。他の原因としては、受動喫煙・職場で粉塵や化学物質にさらされる・大気汚染物質の吸入などがあります。

(4)禁煙と早期発見早期治療が重要

 一度壊れた肺胞は元に戻らないため、COPDは完治しません。しかし、禁煙することで、進行を遅らせることが可能です。また、初期段階では典型的な症状が現れないため、次のような症状がある人は、一度かかりつけ医や呼吸器専門医に相談してみましょう。

 次の症状がありませんか?

  ※40歳以上で喫煙している人、喫煙歴がある人は、特に注意が必要です。

  ※1つでも当てはまったら、COPDの可能性があります。

  ☑ 坂道や階段を上るときなど、すぐ息切れをするようになった。

  ☑ 運動の後に、なかなか動悸が治まらない。

  ☑ 風邪でもないのに、咳や痰が出やすくなった。

  ☑ 呼吸をする度にゼーゼー、ヒューヒューという音が鳴る。

(5)喫煙による健康被害

 ①がん発症率の上昇

  非喫煙者を1とした場合、男性喫煙者では1.64倍、女性喫煙者では1.46倍に上昇すると報告されています。

 ②生活習慣病の悪化

  高血圧や脂質異常、高血糖をはじめとする生活習慣病の進行を早め、動脈硬化を促進させます。動脈硬化が進行すると、心臓病や脳卒中などの死に至る病気を引き起こします。

 ③受動喫煙

  たばこの煙は周りにいる人の健康にも被害を及ぼします。喫煙者がいる世帯では、非喫煙者の世帯よりも受動喫煙によって、死亡・低体重児・早産・喘息様気管支炎等の確率が高くなることが分かっています。

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